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これさえやればDXは万全!

なんてものはございません。
DXは単にITへの投資比率を上げてIT化を進めよ!
というものではなく、デジタルを活用しビジネスを変革して、これまでの雁字搦めになって身動きの取れない基幹システムから脱却しなさい。
と、壮大な事を言っています。

私は大手のIT部門にいた頃、稼働期間30年超のまさしく雁字搦めの基幹システムの開発・運用保守を担当していた為、その途方もない壮大さがよく分かります。
グチャグチャに絡まった基幹システムを紐解いてスッキリさせる事すら至難の技。
これにデジタル活用によるビジネス変革も合わせるのだからもう何から手をつけたら良いか途方に暮れます。

なので『デジタル活用によるビジネスの変革』の方に着目したいと思います。DXというと世界で有名な1つはUber。
スマホでタクシーを予約、決済も可能としタクシー業界に変革をもたらしました。
後は店舗販売からオンライン販売に切り替えたAmazonも有名。
これらは分かりやすい大規模な変革ですがここまでのものがそこら中からボコボコ生まれるのは稀ですね。
日本のDXの成功事例を調べてみると、「やさしい運転キャッシュバック型」という保険会社の事例が出てきました。
これは、自動車に設置したドライブカウンタで加速・減速のスムーズさを計測し、計測結果に応じて保険料の最大20%をキャッシュバックするというもの。調査結果によれば、自動車事故の発生確率と急加速・急減速の発生状況には相関関係がある。
なので実際に安全運転する人ほど保険料が安くなる。他の保険に比べて安全運転な人はこれを選びますね。保険会社としても事故を起こす確率の低い人が加入してくれるのでWinWinの関係。

他には製薬会社の服薬支援システム。
日本における処方薬の服用率が60%である事に着目し、携帯端末で処方時間の通知や履歴の管理、家族に服薬の情報を共有、履歴を読み出し調剤薬局から指導を受けるなどできる仕組み。
確かに飲まずに残った薬、いっぱいあります。

DXはこういうちょっとしたアイデアを今のデジタル技術を活用してお客様にとって新しい価値を生み出す。
この回転率をどんどん上げてこうぜ!重たい基幹システムのおもりにばかりIT投資してる場合じゃないぜ?という事なんです。

さて、これらのアイデアって誰が出すのでしょう?
超有名巨大コンサル会社のエリートでしょうか?
神様、エリート様、うちのビジネスの変革アイデアをください!!
そうではなく、アイデアはその業務を毎日毎日やって問題意識を持ってる現場から生まれるものが多いと思います。
アイデアは現場にある。
でも現場はデジタルの事を知らなさすぎる事が多いので問題意識はあってもデジタルでの解決案には至らない事もある。
このギャップをどう埋めるか。

①デジタル技術がある人に全ての現場作業の隅々までヒアリングさせデジタル化出来ることがないか探して回る。
②現場をもう少しデジタル技術について興味を持たせ、アイデアの解決策としてデジタル技術活用にアンテナを張れるようにする。

どちらも時間がかかる事だけど、私は②の方が将来性があると思います。
現場をシステム開発できる人材に育て上げるわけではなく、これスマホ使えば便利じゃない?ネットで出来る様にすれば良いんじゃない?AI-OCRで紙無くせば良いんじゃない?そういう選択肢を選べるレベル。

現場にデジタルに明るい人材を増やす。
これがDX実現の可能性を大きく高める対策の一部であると私は思います。(一部と表現しているのは現場任せだけでは進まない為。現場のアイデアをスルーせず形にする環境も整える必要がある)

それはそうと自治体手続きや選挙、スマホでできるようにして欲しいですね。

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