ヒトが得する為に実行できる面倒くささの境界線

TwitterにInstagramにtiktok、なにか社会現象になるような新しいものが出てきたら興味なくても一応どんなものか触ってみることにしている。
同じ理由で、ふるさと納税、GoToキャンペーン等国が行う大型の施策は一度は試してみてどんなものか体感するようにしている。

そしてふと気付いた。
ふるさと納税もGoToキャンペーンもものすごくお得なのに周りはやっていない人が多い。
その理由はほとんどが「面倒くさそう」という事である。

例えば、まわり寿司に行って、今日は「一人当たり10皿無料です～」となっていた時、敢えて断る人はいないだろう。一人当たり無料なら今日はまわり寿司行ってみるか！って人も増えると思います。
今、これGoToイートで実現可能なのに、周りの知り合いはほとんどやっていない。「なんとなく面倒くさそう」だから。
でも実際面倒なことなんてほとんどない。
予約サイトのアカウントを取って、そこから予約。領収書(写真）を添付したら１時間以内にポイント付与される。すべてスマホで完結。所要時間３分程度。

それからこれ

年末年始のお買い物で写真のもの全て合わせて2000円だと買う人多いんじゃないでしょうか。たぶん6万円～８万円分ぐらいの物を2000円で行ける人多いと思う。（収入による納税額によって異なる）
これもふるさと納税で実現します。
ふるさと納税実施サイトに登録してそこから発注するだけです。とても簡単。

これ以外にもいろいろあるんですよね、お得なキャンペーンや施策。
例えばauやSoftbankのスマホは3月に乗り換え契約するとキャッシュバックやら値引きが大きくついて、格安スマホよりも安く契約できるとか。

GoToトラベルは今まで使ってた旅行サイトから予約すると勝手に割り引いてくれます。これを敢えて断る人はいない。みんな使いたくて使ってないわけではなく、新たにアカウント登録するのが面倒とか、そもそもどんなものか取説読むのが面倒そんなことで実行しなくなる。

こういう面倒くさがりなヒトが動くには何もせず自動的に享受されるサービスを提供するか、もしくは「自分の責任としてやらなきゃいけない」環境を作る必要があります。
前置きが長い話になりましたが、現場がRPAを開発するという状況を作るためには、ただ「やったらお得ですよ～」ではヒトは動かない。
それが動物［界］脊索動物［門］哺乳［綱］サル［目］ヒト［科］ヒト［科］ヒトの一定数の性質なんだろうと思う。
「あなたがRPA開発の担当ですよ」という意識を持たせることも大事な要素です。

それはそうと、集合研修をサービスの中核としている弊社はコロナ感染リスクを考慮して集合研修をずっと控えています。
これは飲食業、旅行業に匹敵する苦しさなのでGoTo研修キャンペーンやってほしい。集合研修半額！国からポイント還元されます！←これやってください。