演習60
Chromiumで取得した値を、DSの変数に格納する

はじめに
・【ダウンロード】ボタンから使用するファイルをダウンロード
・ファイルの配置場所は左に記載した場所に配置
―問題-
DAステップ内で繰り返しを使用して取得する値を、DSの変数に格納する際には、DAステップ内で1つの変数にためていき、DSで分解して変数に格納します。
Chromiumで表示したウェブサイトから、繰り返しを使用して順位・コード・市場・名称・取引値・出来高を取得し、DSの変数に格納し、値返却を行いましょう。
1.ChromiumでWebサイトを開く
(https://bizrobo-training.firebaseapp.com/finance/1/)
2.1位から50位までの値を順に取得できるよう、繰り返しを設定する
※兄弟繰り返しを使用する
3.順位・コード・市場・名称・取引値・出来高をすべて1つの変数(株価情報_変数)に格納する
①各値を取得するステップ内の「Store Current In」ステップの前に、「エクスプレッションを評価」を「プレーン」を選択して追加する
②「=」を表示し、次の式をそれぞれ追加する
順位: 株価情報_変数+$current
コード・市場・名称・取引値:株価情報_変数+“,”+$current
出来高:株価情報_変数+”,”+$current+”\n”
4.「ダウンアローキー」ステップを作成する(兄弟繰り返しの中に作成する)
5.3と4で作成した「兄弟繰り返し」ステップの前にLoopステップを作成する
6.「Loop」ステップの中にはいり、「兄弟繰り返し」ステップを切り取り、張り付ける
7.「Loop」ステップの中で、兄弟繰り返しステップの実行がおわったあとに、ページめくりボタンの「次へ」をクリックするステップを作る(図1)
8.「次へ」をクリックするステップのComponentを修正し、常に「次へ」という文字を見つけてクリックするよう修正する
※TextMacthを使う
9.「次へ」を押せないときに、Loopを終了するための「Break」ステップを作成する
10.取得した値をDSにわたす
11.「部分文字列繰り返し」ステップを使用して、各順位ごとの値を取得する
※デミリタは、「エクスプレッション」で( “\n” )と入力
12.「変数の割当」ステップのコンバーターの「パターンを置換」を使って、各順位ごとの値から各項目を抽出する
パターン(全項目共通): (.*?),(.*?),(.*?),(.*?),(.*?),(.*)
13.値返却ステップを作成する

―完成ロボット―
―解説動画―
Ver.11解説動画(10.7と異なる箇所のみ解説します)